あなたは犯罪者を育てているかも

誰におすすめ?

  • 人を指導する立場の人
  • 子供を持つ人

 

 著者は、犯罪を犯した受刑者の更生を支援している方です。その支援の中で見えてきたのが、「反省させてはいけない」という事実です。問題のある行動を起こした背景や理由も考えず反省させることは、周りの人間が溜飲を下げるためだけに、本人を圧伏する行為だと言えます。そのような対応をされた人は、更に問題行動を強めるだけであり、解決は見込めません。

私も人を指導する際、「叱責の落としどころ」に迷うことがよくあります。「反省すればいいのか?」「謝れば終わりか?」と、悩んでしまうのです。なので、この本を読んだときは、「やっぱり・・・」という感じでした。読んでいただくと、人への接し方を考えてしまう一冊です。

 

 

勝手にレーティング

読みやすさ★★★☆☆

明日から使える★★☆☆☆

深い★★★☆☆

自分もやってしまっていた★★★★★

 

 

なんとなく要約

  •  犯罪は、人の心のなかにある「攻撃性」が表出したもの
  • その人が問題行動を起こした「その人なりの理由」がある
  • 形だけ反省させることは、「その人なりの理由」を抑圧し、悪化させる危険性が高い

 

 

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

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